二刀流の「野球の天才」大谷翔平(28)=ロサンゼルス・エンゼルス=が「奪三振ショー」を繰り広げ、また一つ素晴らしい記録を作った。
大谷は4日、米大リーグ(MLB)セントルイス・カージナルスとのアウエーゲームに3番・指名打者(DH)兼先発投手として出場し、投手としては5イニング5被安打(2被本塁打)13奪三振4失点、打者としては5打数3安打1打点を記録した。チームは6-4で勝ったが、大谷は勝ち投手になれなかった。しかしこの日の試合で、投手として5イニングを投げ、13人の打者を三振に仕留めた。15アウトのうち13アウトを三振で奪ったものだ。大リーグ個人通算500奪三振という記録もマークした。既に打者として134本塁打出していた大谷はこの日、ベーブ・ルース以来、大リーグ史上で投手として500奪三振、打者として100本塁打を同時に達成した過去2人目の選手として名を残した。今季の奪三振数は59に増やし、大リーグ全体で1位に立った。
大谷は今季、投手として7試合(39イニング)に出場して4勝0敗(防御率2.54)、打者として打率3割7厘(114打数35安打)7本塁打19打点を記録している。エンゼルスは現在、アメリカン・リーグ西地区2位(17勝14敗、勝率5割4分8厘)で、1位のテキサス・レンジャーズに1.5ゲーム差と追い上げている。
パク・カンヒョン記者