江原道東海市沖を震源とする今年最大規模の地震が15日に発生した。マグニチュードは4.5。揺れは内陸でも体に感じるほどで、住民は緊張した。東海ではここ1カ月に50回以上の地震が相次いで発生し、地震の規模も大きくなっている。韓国行政安全部(省に相当)は15日、地震危機警報の段階を「関心」から「注意」に上方修正した。行政安全部は地震が相次いだ4月25日にも危機警報を「関心」とした。
韓国気象庁によると、15日午前6時27分に江原道東海市の沖合北東52キロを震源とする地震が発生した。マグニチュード4.5以上の地震が韓半島とその周辺海域で発生するのは2021年12月以来1年5カ月ぶりだ。地震の規模は過去22番目に大きかった。
地震が繰り返し発生している東海で新たな断層ははっきりとは確認されていない。大型海底活断層の厚浦断層、鬱陵断層あるいは第3の断層で発生した可能性も浮上している。ただし海底活断層が100キロ以上大きくずれを起こした場合、地震の規模はマグニチュード7.0に達するとの見方もある。韓国の周辺海域でマグニチュード6.5以上の地震が発生すれば、その影響で津波が発生し海岸が波にのまれる可能性もある。
パク・サンヒョン記者