韓国で「スラムダンク」人気冷めず 累計250万部=国際ブックフェアでブースも

【ソウル聯合ニュース】韓国で今年1月に公開された日本のアニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」の人気が冷めない。原作漫画の翻訳版を発行している韓国の出版社、大元C.I.は17日、漫画の「新装再編版」の販売部数が140万部を記録したと伝えた。オリジナル版やプレミアムボックス版などを合わせると累計250万部に達する。

 映画の観客動員数は460万人を超えた。大元C.I.は旋風に乗り、今年1~3月期の業績が創業以来最高を記録した。

 同社はソウルの総合展示場・COEXで開かれる韓国最大規模の書籍の展示会「2023ソウル国際ブックフェア」(6月14~18日)に漫画「SLAM DUNK」の単独ブースを設置する計画だ。これまでフィギュアやユニフォームなどのグッズを販売するポップアップストアはあったが、漫画本を中心とする単独ブースの設置は初めてという。大元C.Iの関係者は「1992年の連載開始以来初めてのこと。記録的な販売量があったから可能になった」と説明した。原作者の井上雄彦さんが韓国での大ヒットを受け、設置に同意したという。

 ブースにはオリジナル版や新装再編版などの単行本が並ぶほか、フォトゾーンの設置や名シーンを集めたカットの展示なども行われる。 

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