「BTSが食べたものをください」…世界的なおやつに浮上した「K軽食」

「BTSが食べたものをください」…世界的なおやつに浮上した「K軽食」

 (アンカー)

 「Kコンテンツ」ブームに乗って、「Kフード」が世界市場で人気を集めています。インスタントラーメンなどの「Kフード」に続き、「トッポッキ(韓国もちの甘辛いため)」や「ホットドッグ(アメリカンドッグのようにソーセージに衣を付けて揚げたもの)」のような露店の食べ物へと、そのジャンルが広がっています。

 輸出の人気商品に浮上しつつある、そうした「K軽食」をチャン・ユンジョン記者がお伝えします。

【TV朝鮮ニュース動画】「BTSが食べたものをください」…世界的なおやつに浮上した「K軽食」

 (記者リポート)

 ソウル・東大門市場のある屋台でトッポッキを食べている男性。実は男性アイドルグループBTS(防弾少年団)のJIMIN(ジミン)さんです。

 この写真がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて広がるにつれ、外国人の間で「JIMINが食べていた赤い食べ物」トッポッキに対する関心が大幅に高まりました。

 「すごくいい軽食ですね。気に入りました」

 こうした人気を受けて、ある食品メーカーではトッポッキをはじめ「キムパプ(韓国のり巻き)」や「キムマリ(韓国春雨などをのりで巻いた天ぷら)」など6つの製品を「Kストリートフード」に名付け、来月から早速、米国やヨーロッパ、日本などに輸出します。

 また、別の食品メーカーも「ホットドッグ」や「ホットク(黒砂糖とシナモン入りのもち)」、「クァベギ(ツイストドーナツ)」を「Kおやつ」として出していますが、チーズを入れた韓国式ホットドッグは本場の米国だけでなく日本でも人気を集め、昨年だけでも1000万個以上売れました。

 昨年売り上げ1兆ウォン(約1000億円)を超えた「Kマンドゥ(ギョーザ)」に続き、次世代の人気商品として「たい焼き」や「ホットク」などさまざまな屋台の食べ物が浮上しています。

 (キム・ジュヒャンさん /eコマース企業「カーリー」事業開発海外事業チーム長)

 「口コミでどんどん売り上げが伸びる傾向にあります。シンガポールの場合は前月比40%以上も増加しています」

 ドラマや音楽に続き、今では「K軽食」が世界中の人々の舌をとりこにしています。

 TV朝鮮のチャン・ユンジョンがお伝えしました。

(2023年5月16日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)

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