韓国軍、性能不十分な防弾チョッキを支給していた…監査院が摘発

【NEWSIS】韓国軍で、性能が不十分な防弾チョッキが納品され、将兵らに支給されていたことが18日までに分かった。また、軍部隊の生活空間が狭い上に空気の質が劣悪で、将兵の安全・健康を脅かす恐れがあることも確認された。

【写真】機動訓練の準備をする韓国軍の将兵たち

 韓国監査院が実施した公開監査の結果、国防技術振興研究所は2022年5月に「ある企業が防弾チョッキの性能を偽っている」という情報提供があったにもかかわらず、この防弾チョッキが性能を満たしていると判定していたことが分かった。

 監査院がこの防弾チョッキをテストした結果、防弾素材を重ねていない部分の性能が軍の基準を満たしていなかったという。

 また、将兵の生活施設341地点を選んで空気の質を測定した結果、ラドン(3件)など計4種類の汚染物質(43件)が基準値を超えていたことも分かった。

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  • ▲江原道鉄原の陸軍関連施設で将兵らを激励する大統領候補時代の尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏(2021年12月当時)

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