韓日外相 広島で会談=連携継続を確認

【広島聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官と日本の林芳正外相は20日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれている広島で会談し、世界的な課題で連携していくことを確認した。

 朴氏は会談で、21日に尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田文雄首相が広島市内の平和記念公園にある「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」を訪問することを取り上げ、「両国史上初めてのことで、韓日関係の未来志向的なパートナーシップ構築に大きな意味がある」と歓迎。尹大統領が3月に日本を訪問したのに続き、今月7日に岸田首相がソウルを訪れたことで両国の首脳が相互に往来する「シャトル外交が」が完全に再開され、韓日関係が正常化したと評価した。また、「今後も両国関係の改善のために努力を続け、地域と世界的な懸案を巡り連携したい」と強調した。

 林氏は両国関係が改善の軌道に乗ったことを歓迎した。そのうえで、今後も連携を続けていく考えを示した。

 また、林氏は韓国政府がアフリカ北東部スーダンで日本人の退避を支援したことに謝意を表明。朴氏は「今後も第三国で韓国と日本の国民の命と安全が脅かされる場合、協力体制を稼働させたい」と述べた。

 尹大統領と岸田首相は21日、首脳会談を行う。

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