【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は２４日、麻薬類管理法違反の疑いが持たれている俳優のユ・アインさん（３６）に対する警察の逮捕状請求を棄却した。
裁判所は、証拠が既に相当数確保されており、ユさんが事実関係を相当部分認めているとして、証拠を隠滅したり逃亡の恐れがあると断定することは難しいと説明した。また、一部の容疑については争う余地を排除できないため防衛権を保障する必要があるほか、住居が一定で同種の前科・前歴がない点も判断の根拠とした。
ユさんは大麻、プロポフォール、コカイン、ケタミン、ゾルピデムの５種類の薬物を使用した疑いが持たれている。警察は、ユさんが２０２０年から常習的に違法薬物を使用していたとみている。
警察は棄却理由を確認し、逮捕状を再請求するかどうかを検討する方針だ。