自衛艦旗掲げて入港、文在寅政権時代は報道機関に非通知・写真は非公開だった【独自】

自衛艦旗掲げた艦艇の釜山入港に、共に民主党「日本の軍国主義にまで目をつぶってやるのか」

■文政権1年目にも自衛艦旗掲げた日本の艦艇が入港

 しかし、自衛艦旗を掲げた日本の艦艇が韓国国内に入港したことは以前にも何度かあった。こうしたことは保守政権時代はもちろん、進歩系政権時代も同じだった。特に政府・与党を挙げて積極的に「反日」を叫んだ文在寅政権でも旭日旗が掲げられた自衛艦2隻が入港している。

 それは2017年10月のことだった。韓国海軍と日本の海上自衛隊の親善交流のため行われた行事で、海上自衛隊の練習艦「かしま」(4050トン)と護衛艦「はるさめ」(4550トン)が平沢東港第1埠頭(ふとう)に同月23日に入港し、4日間滞在した。両艦には自衛艦旗が掲げられていた。

 だが、この入港は当時、どの報道機関にも取り上げられなかった。

 29日に本紙が入手した韓国海軍の当時の記録写真を見ると、「かしま」の船尾の方に旭日旗とほぼ同じデザインの自衛艦旗が掲揚されているのが確認できる。今回入港した「はまぎり」に掲げられているものと同じだ。文在寅政権はこの行事を報道機関に公表しなかった。

 このほか、金大中(キム・デジュン)政権時代の1998年と李明博(イ・ミョンバク)政権時代の2008年に日本の艦艇は韓国海軍が主管した国際観艦式に自衛艦旗を掲揚したまま参加している。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の2007年にも日本の艦艇は親善行事のため仁川港に入港した。2010年に韓国が主催した大量破壊兵器拡散防止構想(拡散防止イニシアチブ=PSI)多国間海上阻止訓練時も、今年と同様に自衛隊の艦艇が釜山港に寄港している。

ムン・ジヨン記者

【写真】自衛艦旗を掲げて平沢港入港…韓国海軍の記録写真(2017年10月)

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