康容碩弁護士「チョ・ミン氏が外車を毎日とっかえひっかえ乗るのは適切だろうか」

 公職選挙法違反の罪で起訴され一審で有罪判決を受けた康容碩(カン・ヨンソク)弁護士は31日、チョ・グク元法務部長官の娘チョ・ミン氏が外車を運転する姿を公開したことについて、記者団に対し、「外車を毎日とっかえひっかえ乗ることが適切かどうか分からない」と述べた。

【写真】ベンツを運転するチョ・ミン氏

 康弁護士は同日、ソウル中央地裁で開かれた公職選挙法違反容疑事件の判決公判で有罪を言い渡された後、記者団に対し、「チョ・ミン氏は最近外車に乗り続けている。私たちの事件では外車を一度も運転したことがないと証言した」と語った。

 チョ氏は今年3月に証人として出廷し、「私は一度も外車やスポーツカーを運転したことがない」と証言している。一方、チョ氏は自身のユーチューブチャンネルに掲載した外車の動画について、「友人の車」だと紹介した。

 康弁護士は自身が運営していたユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」の運営陣であるキム・セウィ元記者、キム・ヨンホ元記者と共に総選挙期間に屋外での対談を行ったとして起訴された。公職選挙法で候補者などを招いた対談は屋内でのみ行うことができる。検察は16日に行われた論告求刑公判で康弁護士に懲役1年、キム·セウィ元記者とキム·ヨンホ元記者にそれぞれ懲役8月を求刑した。

 ソウル中央地裁は康弁護士とキム・セウィ元記者に罰金200万ウォン(約21万円)、キム・ヨンホ前記者に罰金100万ウォンをそれぞれ言い渡した。同地裁は「カロセロ研究所は右派の価値理念を中心として、90万人のフォロワーを持つ団体だ。当時通行人が多数いた」と指摘した。

 康弁護士は朴洙賢(パク・スヒョン)元青瓦台国民疎通首席秘書官に関する虚偽事実を流布したとされる事件でも起訴されたが、同地裁は無罪と判断した。康弁護士らは「朴元首席秘書官が女性問題で(青瓦台の)報道官を辞職した」と主張し起訴された。

 同地裁は「証拠によれば、告訴人が忠清南道知事の党内候補を辞退した際に女性問題が関連する事情も認められる」とし、康弁護士を無罪とした。

 康弁護士は判決後、記者団と会い、「無罪となった部分に対しては賢明な判断だ」とし、「有罪判決に対しては検討の上で控訴したい」と話した。

キム・ジファン記者

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  • ▲(左から)康容碩弁護士、キム・セウィ元記者、キム・ヨンホ元記者/ニュース1

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