韓国最大野党代表が3日に釜山訪問 福島汚染水放出非難の集会など

【釜山聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が3日に南部の釜山を訪れ、水産関係者と懇談した後、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を非難する集会に出席する。同党釜山市党が1日、明らかにした。

 李氏は3日午後、韓国を代表する水産市場である釜山のチャガルチ市場で水産関係者と会う。福島原発の汚染水海洋放出計画への対応を話し合う予定だ。

 次に市中心部のファッションビルに移動し、福島原発の汚染水海洋放出に反対する署名活動の発隊式に出席する。

 続いて共に民主党の釜山、蔚山、慶尚南道、大邱、慶尚北道の市・道党が主催する集会に参加。隣接国や国際社会、環境団体の懸念にもかかわらず汚染水の海洋放出を決定した日本政府を非難する。先週訪日した韓国の視察団が成果なく戻ってきたとし、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の対応にも言及する見通しだ。集会には党の最高委員や国会議員も参加する。

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