IAEA、福島汚染水放流の包括的検証を終了

調査団は最新の状況を確認

 日本の福島第一原子力発電所汚染水(日本政府は処理水と呼ぶ)の海洋放出と関連して、国際原子力機関(IAEA)の専門家からなる調査団の総括的な調査が終了した。日本政府が2日に発表した。

【写真】韓国の福島原発汚染水専門家現場視察団、福島第一原発を視察

 共同通信などによると、IAEAの調査団は先月29日から5日間かけて行った放流前の最後の検証で、これまでの調査内容について日本政府や東京電力などと協議を行った。また日本側が提供した最新の状況に関する情報も確認した。調査団には米国、韓国、中国、英国などの専門家11人が含まれている。

 調査団は昨年から福島第一原発で汚染水の安全性や規制の検証をそれぞれ2回行った。またこれまで複数の報告書を公表し、今月中に発表予定の最終報告書を現在準備しているという。

 調査団は先月31日に公表した中間報告書で「東京電力が汚染水のサンプルから放射性核種を測定・分析した方法は適切」と評価していた。

キム・ジファン記者

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  • ▲日本の福島原子力発電所(2月24日撮影=chosunDB)

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