韓国のキム・テハンさん エリザベート国際コン声楽部門で優勝

【ソウル聯合ニュース】世界三大音楽コンクールの一つに挙げられるエリザベート王妃国際音楽コンクール(声楽部門)の決勝がベルギーのブリュッセルで4日まで行われ、韓国のキム・テハンさん(22、バリトン)が優勝した。アジア圏の男性が同部門で優勝するのは史上初。

 キム・テハンさんは2000年8月生まれ。今大会の決勝に進出した12人のうち最年少で、昨年9月にデビューしたばかりの新星。

 21年に韓国のコンクールで頭角を現し、昨年からはスペインやドイツ、イタリアで開催された国際コンクールで特別賞を受賞するなどして舞台を世界に広げた。

 今回、世界的な権威を誇るコンクールで頂点に立ち「K ークラシックスター」の誕生を知らしめた。

 キム・テハンさんは優勝が決まった直後、「コンクールの準備のため音楽に没頭していた。舞台を楽しむ気持ちで臨んだため、負担は感じず、楽しく歌った」と感想を述べた。

 また、「スーパースターになりたい」とし、「世界各国を回りながら歌うオペラ歌手になるのが夢」と抱負を語った。 

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