米国史上最悪のスパイと呼ばれる元FBI(連邦捜査局)エージェント、ロバート・ハンセン受刑者が、収監先の刑務所で死亡した。
現地時間の5日にロイター通信が伝えたところによると、ハンセン受刑者は同日午前6時55分ごろ、コロラド州フロレンスの連邦刑務所の監房で、意識のない状態で発見された。
今年79歳のハンセン受刑者は自然死したものとみられる、とロイターは報じた。
1976年にFBIへ入局したハンセン受刑者は、およそ20年にわたりロシアのスパイとして活動したが、2001年に検挙され、終身刑を言い渡されて服役中だった。
ハンセン受刑者が横流しした機密文書だけでもおよそ6000件に達するといわれている。
ピョン・ジェヨン記者