国産戦闘機をポーランドに輸出 年末まで12機納品へ=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国航空宇宙産業(KAI)は7日、同日に南部・慶尚南道泗川市の本社でポーランドに輸出する戦闘機「FA50」1号機の出庫式を行ったと発表した。

 出庫式には同社の姜求永(カン・グヨン)社長や李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官、ポーランドのブワシュチャク国防相らが出席した。

 KAIは7月までFA50の試験飛行を行い、8月から年末までに計12機が納品される。昨年9月の契約から8カ月での出庫は過去最短。

 李長官は「両国の国防・防衛産業協力が強化される契機になるだろう」と述べた。

 ブワシュチャク氏は「FA50の迅速な出庫のおかげでポーランド戦力の早期補強と近代化が可能になった」と評価した。

 姜社長は「徹底した試験評価によって、ポーランドの空軍と国民から信頼される航空機を作るために最善を尽くす」と強調した。

 KAIはポーランドと契約した48機のうち、残りの36機についてはポーランド空軍の要求を反映し、性能を改良した上で2025年下半期から28年までに納品する計画だ。

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