「康容碩弁護士が『強制性交を追加すれば和解金が増える』と言った」 元不倫相手が法廷証言

「康容碩弁護士が『強制性交を追加すれば和解金が増える』と言った」 元不倫相手が法廷証言

 有名弁護士の康容碩(カン・ヨンソク)氏が裁判の原告に和解金を受け取る目的で虚偽告訴をそそのかしたとする法廷証言が飛び出した。

 ソウル中央地裁で14日に開かれた康弁護士の虚偽告訴教唆事件の公判で、ブロガー「トドマム」ことキム・ミナさんが証言に立ち、「告訴状に描写された内容は全て事実ではない」と述べ、「康弁護士がA氏を強制性交致傷罪で告訴すれば、和解金3億-5億ウォン(約3300-5500万円)を受け取ることができると言った」と述べた。

 また、2015年3月の事件当時、A氏がキムさんをビール瓶で暴行したのは事実だが、A氏が強制的に体に触ったことはなかったとした。

 康弁護士が「強制性交を追加すると和解金が増える。少し触っただけでも強制わいせつだ」というメッセージを送った事実があるかという検察質問に対し、キムさんは「覚えている」と答えた。

 キムさんは康弁護士と交際していた事実を認め、A氏を虚偽告訴した後、良心の呵責(かしゃく)を感じ、康弁護士と別れた後で告訴を取り下げたと主張した。

 15年12月の告訴当時について、キムさんは「康弁護士は(インターネット上の)コメントを告訴するなどカネを稼ぐことに集中していた」とも述べた。

 康弁護士の虚偽告訴教唆疑惑は20年、芸能メディア「ディスパッチ」が物証となる携帯メールの内容を公開して浮上した。その後、康弁護士は告発を受け、翌年検察は康弁護士を在宅起訴した。

チ・ジョンヨン記者

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