孫興ミン「連絡に返事なく心配」 中国で拘束の韓国代表・孫準浩に

【大田聯合ニュース】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する韓国代表の孫興ミン(ソン・フンミン)は19日、同じく韓国代表で中国のプロサッカーチーム、山東泰山に所属するMF孫準浩(ソン・ジュンホ)が現地当局に身柄を拘束されていることに関連し、「携帯電話でメッセージを送っても返事がなく心配だ」と話すなど、同い年の友人が置かれた境遇に心を痛めた。

 エルサルバドルとの国際親善試合を翌日に控えて中部・大田で開かれた記者会見で心境を伝えた。

 孫準浩は5月12日に上海虹橋国際空港で公安当局に身柄を拘束された。中国メディアは当時、孫準浩ら山東泰山所属の選手が八百長などの不正問題で調べを受けている可能性が高いと報じた。

 孫興民と孫準浩はともに1992年生まれ。年齢別の代表チームのメンバーとして長い時間を共に過ごした。昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会にも韓国代表として共に出場した。

 孫興民は「とても心が痛む。どのような事態なのか正確には分からない」とし「私は準浩ととても親しい間柄で、そのこと(拘束)があるまで、連絡を取り合っていた」と話した。

 韓国代表のクリンスマン監督は「準浩と彼の家族のために祈る。できるだけ早く事態が収束し、結果が出ることを願う。それ以外にできることはない」とし、9月の国際親善試合に代表チームに入れるようになることを願うと述べた。

 クリンスマン監督は今回のエルサルバドルとの親善試合のメンバーに孫準浩を招集することで、孫準浩を応援した。

 孫興民も「監督の言う通り、準浩と準浩の家族のために祈るしかない。準浩が1日も早く良い結果を得て、再びチームに戻ってくることを願う」と話した。

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