サッカー韓国代表、日本に0-6で負けたエルサルバドルと1-1ドロー

もどかしかったサッカー韓国代表の強化試合

 「攻撃サッカー」を掲げたサッカー韓国代表がシュートを連発したのにもかかわらず1ゴールにとどまり、また初勝利を逃した。

【写真】後半42分、同点ゴールを決めるアレックス・ロルダン(エルサルバドル)

 ユルゲン・クリンスマン監督(58)率いる韓国代表チーム(国際サッカー連盟〈FIFA〉ランキング27位)が20日、大田ワールドカップ(W杯)スタジアムで行われたエルサルバドル(75位)との強化試合で、黄義助(ファン・ウィジョ、30)=FCソウル=の先制ゴールを守り切れず、後半終盤に同点ゴールを許し1-1で引き分けた。今年3月にコロンビア(2-2で引き分け)とウルグアイ(1-2で敗戦)を相手に勝利できなかったクリンスマン監督は、今月16日のペルー戦で0-1と敗れたのに続き、この日ももどかしい試合展開で引き分けとなり、同監督体制スタート後の4試合で2敗2分という不振が続いている。

 今月15日、日本に0-6と大敗したエルサルバドルを迎えた韓国はこの日、ボール支配率を73%まで引き上げ主導権を握ったが、攻撃の綿密さに欠け、内容がなかった。決定力不足で追加点が取れなかった韓国は、試合終盤に集中力が一気に下がり、痛恨の同点ゴールを奪われた。

 クリンスマン監督率いる韓国はかなり弱っていたエルサルバドルに勝てず、初勝利のチャンスを9月以降に先送りすることになった。韓国代表チームは9月に欧州遠征で国際Aマッチ2連戦を行う。最初の対戦相手はウェールズ(9月7日)で、その次の対戦相手はまだ決まっていない。

 クリンスマン監督は試合後の記者会見で、「4ないし5ゴールを決められなくて残念だ。結果にガッカリしている」「私も現役時代にゴールがうまく決まらないとイライラした。結局は練習で乗り越えなければならない」と語った。

大田=チャン・ミンソク記者、イ・ヨンビン記者

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