2年前から行方不明50歳のカメ、飼い主宅から8キロ先の乗馬場で見つかる /英ノーサンバーランド州

 【NEWSIS】8歳の娘の「親友」であるカメが自宅で行方不明になったが、2年後に帰ってきて、飼い主一家が再会の喜びにわいた。米フォックス・ニュースが20日(現地時間)に報道した。

【写真】発見者「石かと…」 2年ぶりに飼い主一家と再会したカメ

 報道によると、英国で2021年5月ごろ行方不明になった50歳のカメ「ジェミマ」が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」の情報提供により再び飼い主の元に戻ってきたとのことだ。

 英ノーサンバーランド州に住むチャールズ・ワデルさんは「2021年5月ごろ、ジェミマが家からいなくなったのに気付き、当時8歳だった娘ベアトリスが大変ショックを受けた」と語った。

 チャールズさんは「2016年に父親が死んだ後、ジェミマの世話を引き継いだ」「ジェミマは25年前に道に迷っていたところを父親が拾って飼っていたカメ」と説明した。そして、「ジェミマはおそらく50歳前後と推定されるが、もっと年を取っている可能性もある」とも言った。

 家族はジェミマを探すために数カ月間、毎日フェイスブックに投稿した。しかし、長い間反応がなかったため、家族は半分あきらめていたという。

 ところがジェミマは先週、自宅から5マイル(約8キロメートル)離れた乗馬場で発見された。チャールズさんは「ある農家の人がジェミマのことを見て石だと思っていたが、カメであることに気付いて連れ帰った。そこの子どもたちはジェミマを飼いたかったが、この人は獣医師にジェミマを預けた」と語った。

 チャールズさんは「先週、私たちが探しているカメが見つかったと連絡をもらったが、信じられなかった」「(獣医師の事務室の)誰かが私たちの呼びかけを覚えていて、フェイスブックにこのカメが行方不明のカメかどうか確認する文を投稿した」と説明した。

 チャールズさんによると、獣医師の元にジェミマの写真を送り、同じカメであることが確認されるや、10歳になったベアトリスさんは飛び跳ねるほど喜んだそうだ。

 ベアトリスさんは「ジェミマが帰ってきて本当にうれしい」「(ジェミマは)カメの友達ジョージナと一緒にもっとしっかりしていて安全な囲いがある裏庭で、家族と一緒に過ごすことになる」と語った。

ハン・フィヨン記者

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