韓国経済副首相が29日に訪日 7年ぶり開催の韓日財務対話に出席

【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部は27日、韓国と日本が29日午後に東京の財務省で開く経済・金融分野に関する閣僚級の財務対話に出席するため、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼同部長官が29日に訪日すると発表した。

 財務対話では国際金融に関する議題や第三国のインフラ事業への共同進出、チェンマイ・イニシアチブ(CMIM)など地域の金融安全網に関する協力、両国間の金融・租税協力策などを協議する予定だ。2015年2月に終了した韓日通貨交換(スワップ)協定の再開も議題に上るとみられている。

 韓日財務対話は16年8月以来、約7年ぶりの開催となる。17年に韓国・釜山にある日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置された問題や、19年に日本が半導体材料などの対韓輸出規制を強化したことなどで両国関係が冷え込んだあおりで中断が続いていたが、今年3月の韓日首脳会談を機に両国関係の改善が進み、再開に至った。

 一方、秋氏は30日に東京都内のホテルで日本の大手銀行や資産運用会社の幹部と投資家ラウンドテーブルを開く。韓国経済の状況や政策の方向性を紹介し、韓日間の金融協力策を話し合う計画だ。

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