仁荷大生の性的暴行転落死、加害者に二審でも無期懲役求刑=ソウル高裁

 仁川市の仁荷大キャンパス内で昨年7月、同年代の女子学生に性的暴行を加えようとした際、建物から転落させ殺害したとして起訴された元大学生のA被告(21)に対し、検察は29日までに、二審のソウル高裁でも無期懲役を求刑した。A被告は一審で無期懲役を求刑されたが、懲役20年の判決を受けていた。

【写真】女子学生が発見された現場前に追悼の列

 公判は被害者遺族側の要請により、非公開で行われた。

 A被告は昨年7月15日未明、仁川市弥鄒忽区の仁荷大学キャンパス内の学部棟で、同年代の女子学生Bさんに性的暴行を加えようとして転落させ殺害したとして、殺人などの罪で起訴された。

 A被告はBさんが建物の2階と3階の間の窓から1階に転落すると、Bさんの服を別の場所に捨て、自宅に逃げ帰ったが、当日午後に逮捕された。

 一審はA被告に殺人の故意があったとは認定が困難だとして、罪名を準強制性交致死に変更し、懲役20年を言い渡した。

シン・ウンソ記者

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