医療目的の訪韓客 皮膚科・整形外科が3割=日本・タイ人などに人気

【ソウル聯合ニュース】韓国保健産業振興院が2日発表した報告書によると、2022年に医療ツーリズムを目的に訪韓した外国人客は29万3350人で、このうち皮膚科・整形外科を受診した人の割合は最多の28.1%に上った。統計が始まった09年の外国人客全体(6万4464人)に皮膚科・整形外科受診者が占めた割合は13.8%で、13年で2倍を超えた。

 一方、22年に一般内科・感染症内科など内科統合診療を受診した外国人の割合は22.3%で、09年(28.5%)に比べて6ポイント以上低下した。

 整形外科を受診した外国人の国籍別の割合はタイが24.2%で最多。次いで日本(18.6%)、中国(13.9%)、米国(11.0%)の順だった。皮膚科では中国(23.0%)、日本(19.1%)、米国(15.1%)、タイ(12.3%)の順で多かった。

 韓国保健産業振興院は日本とタイの整形外科・皮膚科の受診者が多い理由について、訪韓客数自体の増加やSNS(交流サイト)での宣伝効果などを挙げた。また、今後も医療ツーリズム目的の訪韓客が増え続けるとの見通しを示した。

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