韓国次官補が中国外務次官と面会 駐韓大使発言で対立後初めて

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、崔泳杉(チェ・ヨンサム)同部次官補が4日、中国外務省で孫衛東外務次官と面会した。6月に中国のケイ海明・駐韓大使が韓国の外交政策を批判する発言をしたことを発端に両国が対立して以来、韓中の高官が会うのは初めて。

 両氏は、昨年5月の韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足以来、両政府が安定的に関係を管理、発展させるために行った措置などを点検した。昨年8月の韓中外相会談や11月の主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて開かれた韓中首脳会談でつちかった両国関係の持続的な発展に対する共感に基づき、相互尊重と互恵を基盤にした両国関係を促進させるため、細心の努力が求められるとの認識で一致した。北朝鮮核問題に関連しても意思疎通と協力を強化することを確認した。貿易促進や安定的な供給網の管理の必要性などでも一致し、人的・文化的交流の拡大へ努力することを申し合わせた

 崔次官補は中国の農融外務次官補とも面会し、韓中日3カ国の意思疎通の進展に向けて努力することや、韓中外交当局間の適時の意思疎通など多様な交流・協力を推進することを確認した。

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