カムチャツカ沖で訓練中のロシア軍機が墜落…パイロット2人行方不明

 【NEWSIS】ロシア軍戦闘機1機が4日(現地時間)に太平洋沿岸で訓練中に墜落した。AP通信が報じた。これまで2人のパイロットが無事かどうかは確認されていない。

 ロシア軍当局は「ミグ31戦闘機がカムチャツカ半島南東部海岸のアバチャ湾に墜落し、救助隊が2人のパイロットを捜索している」と明らかにした。

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 ロシア軍は「この戦闘機は武器は搭載していなかった」とする一方、事故の原因など詳しい情報については説明を避けた。

 ミグ31は長距離から敵の戦闘機やミサイルを迎撃するために設計された2人乗りの双発超音速戦闘機で、1980年代からソ連軍とロシア空軍で使用されてきた。

 今年4月にも別のミグ31が北極海に面するムルマンスクで墜落した。この時はパイロットは無事脱出に成功した。

 ロシア空軍では最近墜落事故が相次いでいるが、一部の情報筋は「ウクライナでの戦闘や西側との緊張で飛行回数が増えているのでは」との見方を示している。AP通信が伝えた。

パク・チュンホ記者

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