スマホ不調も折り畳み式は人気 1~3月出荷数250万台=サムスンのシェア63%

【ソウル聯合ニュース】今年1~3月期の世界のスマートフォン(スマホ)市場は10%以上のマイナスを記録したが、折り畳み式スマホは前年同期比60%以上の成長を記録した。

 香港の調査会社カウンターポイントリサーチによると、1~3月期の折り畳み式スマホの世界出荷台数は前年同期比64%増の約250万台だった。

 世界で最もスマホ販売台数が多い中国では、1~3月期に折り畳み式スマホが同117%増の108万台出荷された。インドでは折り畳み式スマホの出荷台数は多くないものの、前年同期比10倍以上を記録した。

 カウンターポイントリサーチは「中国市場が折り畳み式スマホの成長をけん引した。自国ブランドの製品が発売されたことで市場の関心を集めた」と分析した。

 ブランド別ではサムスン電子がシェア63%となり圧倒的な世界1位の座を守った。1~3月期の折り畳み式スマホの出荷台数は約158万台だった。中国のOPPO(オッポ)が14%で2位、3位も中国の華為技術(ファーウェイ、12%)だった。

 サムスン電子は「不毛の地」と呼ばれた中国市場でも折り畳み式スマホのシェアが26%を占め、トップのファーウェイとオッポ(ともに27%)に迫った。カウンターポイントリサーチは、サムスン電子が中国や中東、アフリカ市場などで改良型の現地モデルを発売したことに言及。「これにより1~3月期の中国市場で急成長を遂げた」と分析した。

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