陸から30メートル離れた無人島から戻れなくなった海水浴客3人救助 /済州

 【NEWSIS】強風で浮き輪が流され、無人島に取り残された観光客3人が海洋警察署員によって救助された。西帰浦海洋警察署が10日に明らかにした。

 西帰浦海洋警察署によると、同日昼12時57分ごろ、済州市旧左邑の無人島「トッキ島」の砂浜に観光客3人が取り残されたという通報があったとのことだ。

【写真】海洋警察署員に救助される海水浴客たち

 3人はこの日、済州本島の海岸で海水浴をしていたところ、浮き輪で約30メートル離れたトッキ島に移動した。その後、本島に戻る途中、強風によって浮き輪が流され、トッキ島に取り残されたという。

 通報を受けた同署は午後1時14分ごろ、ロープをつないだ浮き輪を利用してトッキ島の砂浜にいる3人を全員救助した。

 3人の健康状態は良好だという。

 西帰浦海洋警察署の関係者は「積極的な通報で迅速な対応が可能になった。海洋警察は国民の生命と安全を最優先に考えている」「海水浴の際には安全のための装備を必ず身につけた上で、安全な地域で行うよう心がけてほしい」と語った。

オ・ヨンジェ記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲写真=UTOIMAGE
  • 陸から30メートル離れた無人島から戻れなくなった海水浴客3人救助 /済州

right

あわせて読みたい