反転攻勢40日ウクライナ、210平方キロメートルの領土回復…ソウルの3分の1

【NEWSIS】ウクライナ軍は17日、主に南部と東部における最近1週間の反転攻勢でロシア軍が占領する18平方キロメートルの領土を奪還したと発表した。

【図】ロシアによるウクライナ侵攻の被害状況

 ドネツク州バフムト周辺では数平方キロメートルを取り戻したという。ウクライナのハンナ・マリャル国防次官がメッセージアプリのテレグラムで伝えた。バフムトでは昨年8月からロシア軍による集中攻撃で数万人の兵士が戦死し、最終的に5月にはウクライナ軍がほぼ退却したと伝えられていた。この時はプリゴジン氏が創設したロシアの民間軍事会社ワグネルの雇い兵たちがロシア軍の占領に貢献したが、6月中旬以降は全て退却している。

 これに対してドンバス北方ハルキウ州東端のクピャンスクではロシア軍が週末から進撃を開始しているという。マリャル国防次官が伝えた。ウクライナ軍は昨年9月にハルキウ州でロシア軍をほぼ撃退したが、その後ロシア軍は再反撃を続けており、特にクピャンスクへの攻撃を強めてきた。

 これに伴い6月初めのウクライナ軍による反転攻勢以降、奪還した占領地は210平方キロメートルに達したという。マリャル国防次官が明らかにした。これはソウルの3分の1の広さに相当する。

キム・ジェヨン記者

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