息子をいじめた中学生の頬を100回以上殴った43歳男に執行猶予 ソウル北部地裁

息子をいじめた中学生の頬を100回以上殴った43歳男に執行猶予 ソウル北部地裁

 【NEWSIS】自分の息子に校内暴力を加えた中学生2人を夜中に呼び出し、繰り返し殴った男(43)が暴行と強要の罪で起訴され、一審のソウル北部地裁で19日までに懲役10月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。

 男は昨年5月18日午前0時ごろから午前4時ごろにかけ、ソウル中浪区のマンション団地で自分の息子をいじめたとみられる15歳と14歳の中学生を呼び出し、暴行を加えた疑い。

 男は呼び出した2人をそれぞれ100回以上殴り、すねや腹部などを攻撃。2人の頭を互いにぶつけたほか、「立ったまま頭を地面につけろ」などと脅したという。

【イメージ】手を後ろで組んで立ったまま頭を地面につける

 ソウル北部地裁は「男は未成年者を真夜中に呼び出し、監視カメラがない場所を選び、長時時間暴行したもので、罪状が悪質だ」としながらも、飲酒状態での偶発的な犯行だったことを考慮したと説明した。

イム・チョルフィ記者

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