14人死亡の地下道浸水事故 5機関を家宅捜索=韓国地検

【ソウル聯合ニュース】韓国中部の忠清北道清州市・五松で起きた地下車道の浸水事故に関し、清州地検は24日、忠清北道警察庁や忠清北道庁、忠清北道消防本部など5機関を家宅捜索した。

 警察は事故発生の1時間前、緊急の通行規制を要請する112番通報(日本の110番通報に相当)を受けたが適切な措置を取らず、監察の過程ではこの事実を隠すため別の事故現場に出動したように虚偽の報告をした疑いが持たれている。監察を実施した国務調整室がこのような事実を確認し、警察官6人の捜査を依頼していた。

 忠清北道庁と忠清北道消防本部も事故前に通報を受けたが、適切な措置を取らなかったとされる。

 同事故は今月15日に起きた。大雨により堤防が決壊して川の水が地下車道に流れ込み、バスや乗用車など17台が浸水。14人が死亡し、10人が負傷した。

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