出生未届け1095件中44人死亡 776人の生存確認=韓国警察

【ソウル聯合ニュース】韓国の警察庁国家捜査本部は24日、病院で生まれた記録はあるものの出生届が提出されていない1095件について調査した結果、21日時点で44人の死亡、776人の生存を確認したと発表した。

 死亡が確認された44人のうち9人は両親などが殺人または過失致死を認めた。26人については病院での治療中に死亡するなど犯罪との関連が認められなかった。残りの9人については、殺害された可能性があり、警察が捜査を進めている。

 死亡が確認された未届けの子どもを巡り、警察は何らかの犯罪に関与したとみられる32人の被疑者のうち11人を逮捕し、21人を書類送検した。

 警察は生死が確認されていない275人に対する捜査を進めている。

 保健福祉部は18日、生まれた記録はあるものの出生届が出されていない2015~22年生まれの乳幼児・児童2123人の全数調査を行った結果、およそ12%にあたる249人の死亡が確認されたと発表した。

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