北朝鮮が中国代表団を招待 韓国当局者「国境開放は時間の問題」

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は25日、朝鮮戦争休戦協定の締結日(7月27日)に合わせて北朝鮮が中国の代表団を招待したことに関し「近ごろ北が防疫を全般的に緩和する措置を取り、国際スポーツ大会参加を準備する動きなどもあることから、ある程度(国境開放は)時間の問題と思える」と記者団に述べた。北朝鮮は2020年前半から、新型コロナウイルス対策として国境を封鎖してきた。

 統一部当局者によると、北朝鮮が国境を封鎖して以降、外国要人の北朝鮮入りは、今年3月に中国の王亜軍駐北朝鮮大使が着任したのに続き2件目。同氏の着任は中国当局により確認されたが、今回は北朝鮮メディアが中国代表団招待を報じた。そのためこの当局者は、国境開放の準備を示唆するものと受け止めている。

 北朝鮮は朝鮮戦争休戦協定締結日を「戦勝節」と呼ぶ。朝鮮中央通信は24日、中国共産党の李鴻忠政治局員率いる党および政府の代表団が、戦勝節70周年祝賀行事に出席すると伝えた。

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