【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が「戦勝節」と呼ぶ朝鮮戦争休戦協定の締結日(7月27日)を前に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が公開活動を行った。
朝鮮中央通信は26日、金正恩氏が前日に平壌市内にある戦死者の墓「祖国解放戦争参戦烈士墓」を参ったと報じた。
金氏は「7・27の奇跡は愛国偉業の勝利であると同時に米帝を敗北させ新たな世界大戦を防いだ人類史的大勝利」とし、「英雄精神を継承することで朝鮮民主主義人民共和国は永遠に勝ち続けるだろう」と述べた。
北朝鮮は朝鮮戦争を「祖国解放戦争」と呼び、1996年には休戦協定締結日を「戦勝節」に定めた。今年は戦勝節70周年にあたる。
金氏は平安南道にある中国人民志願軍烈士陵園も訪れた。
同氏は「朝中(中朝)両国の人民の血で勝ち取った勝利は今日も巨大な生命力を発揮している。帝国主義者たちをぶち壊す両国人民の団結の歴史と伝統をしっかりと継承していく」と述べた。