【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車が２６日発表した４～６月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比４２．２％増の４兆２３７９億ウォン（約４８３０億円）で四半期として過去最高を記録した。
売上高は前年同期比１７．４％増の４２兆２４９７億ウォン（自動車３３兆７６６３億ウォン、金融・その他８兆４８３４億ウォン）、純利益は同８．５％増の３兆３４６８億ウォンだった。売上高も昨年１０～１２月期（３８兆５２３６億ウォン）を上回り、四半期として過去最高となった。
営業利益は韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想（３兆９６９３億ウォン）を６．８％上回った。
４～６月期の世界販売台数は前年同期比８．５％増の１０５万９７１３台だった。
上半期全体では販売台数が２０８万１５４０台、売上高が８０兆２８４億ウォン、営業利益が７兆８３０６億ウォンで、売上高と営業利益は半期ベースでも過去最高を更新した。現代自動車の関係者は「半導体の供給難が改善されて生産が拡大しているが、主要市場の在庫水準は依然として低く、堅調な待機需要を基に下半期にも売り上げ増加が予想される」とする一方、「地政学的リスクや利上げなど、経営環境の不確実性による需要減少の懸念がある」と述べた。