北朝鮮 杭州アジア大会に柔道7選手登録=5年ぶりの国際大会

【ソウル聯合ニュース】このところ国際スポーツ大会に出場してこなかった北朝鮮が9月に中国で開幕する杭州アジア大会に派遣する選手団の構成が徐々に明らかになっている。柔道では7人が選手登録を済ませたことが確認された。

 
 聯合ニュースが入手した登録選手の名簿によると30日現在、全員20代の7人が登録されている。このうち4人が2000年以降に生まれた若手で、最年長のキム・チョルグァン選手も27歳だ。2015年のグランプリ青島で3位、16年のグランプリ・サムスンで2位に入ったキム選手のほかは国際大会の経験も少ない。

 柔道以外にもサッカー、バレーボール女子、レスリングなどに代表を派遣する見通しだ。海外メディアは北朝鮮が選手やコーチら約200人の選手団を登録すると予想している。北朝鮮がスポーツの国際総合大会に出場するのは18年のジャカルタ・アジア大会以来5年ぶりとなる。

 21年に開かれた東京五輪の際も新型コロナウイルス流行などを理由に一方的に不参加を決め、国際オリンピック委員会(IOC)から22年末までの資格停止処分を科された。24年のパリ五輪には出場を目指す動きをみせている。

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