【NEWSIS】ウクライナ軍によるロシアへの反転攻勢が続く中、ウクライナのゼレンスキー大統領は「戦争はロシア国内に戻りつつある」と主張した。
ウクライナ・メディアのキーウ・インディペンデントなどは30日、ゼレンスキー大統領はこの日西部のイワノフランキウスクで行ったビデオ演説で「ウクライナは少しずつ強くなっている」「戦争はロシア領土に、象徴的な中心地と軍事基地に戻りつつあるが、これは避けられない、自然で、絶対的に公正なプロセスだ」と述べたと報じた。
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ウクライナ戦争が始まってから522日目となるこの日、ゼレンスキー大統領は「ロシアによる侵略は戦場で破綻した」と主張した。
ゼレンスキー大統領は「戦争はロシア国内に戻りつつある」という言葉が何を意味するか具体的には説明しなかった。
ウクライナ軍は先月からロシアに占領されている東部と南部はもちろん、2014年に強制併合されたクリミア半島にも反転攻勢を行っている。
ウクライナ軍はロシアの首都モスクワに対するドローン攻撃も行った。
ロシアはウクライナによるドローン攻撃を阻止しているが、警備担当者1人が負傷したと発表した。
ロシアのタス通信はロシア国防省の話として「モスクワを攻撃したウクライナのドローン3機を撃墜した」と報じた。
ムン・イェソン記者