誤送金された5000万ウォンを使い込んだ40代男性に懲役5カ月の実刑 /大邱

 他人が間違って送金した数千万ウォン(数百万円)を返金せず、私的に使い果たした40代男性に実刑が宣告された。

 大邱地方裁判所刑事6単独のムン・チェヨン裁判長は横領の容疑で起訴された男(42)に対し、懲役5カ月の実刑を宣告した。男は2021年9月、ある人物が知人に送金しようとして間違って男の母親の口座に送金した5000万ウォン(約540万円)を勝手に引き出し、私的な用途に使ったとして起訴されていた。

 男は送金した人物にカネを返さず、2022年4月と5月の合計25回にわたり1日200万ウォン(約22万円)ずつ自分の口座に送金し、私的に使ったことが捜査を通じて明らかになった。

 裁判長は判決の理由について「被告は送金者が間違って送金したことを知りながら、その現金を個人的な用途に使った。罪状は非常に悪質で、被害額も全く弁済されていない」と説明した。

イ・スンギュ記者

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  • ▲大邱地方検察庁・高等裁判所庁舎/朝鮮DB

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