韓国南部でバス衝突 世界スカウト大会のスイス参加者ら8人軽傷

【順天聯合ニュース】韓国南部の全羅南道順天市で9日午後0時45分ごろ、ボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」(1~12日)の参加者らが乗る観光バスと市内バスが衝突する事故が発生し、8人が軽傷を負った。

 観光バスにはスイスのスカウト隊員36人と引率者、運転手の計38人が乗っていた。隊員3人が軽い打撲傷などを負い、うち2人は近隣の病院で治療を受けている。市内バスに乗っていた乗客5人もけがをし、病院で治療中だ。

 世界スカウトジャンボリーは南西部の全羅北道・セマングムを会場に始まったが、台風6号の接近を受けキャンプ地から撤収。約3万7000人が分散して八つの広域自治体に移動した。

 事故に遭ったスイスのスカウト隊員らは順天の研修施設のキャンプ場で一晩過ごし、ソウルへ向かう途中だった。

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