韓国競泳界を代表するファン・ソンウ選手が高齢者と接触事故

 (アンカー)

 韓国水泳界を代表するファン・ソンウ選手が乗用車を運転中に通行人と接触する事故を起こし、警察の取り調べを受けています。アジア大会を目前に控え、トップアスリート養成所である「鎮川選手村」に戻る途中でした。ソク・ミンヒョク記者がお伝えします。

 (記者リポート)

  韓国水泳界を代表するファン·ソンウ選手は自他共に認めるアジア大会最大の期待株です。先月には福岡での世界水泳で韓国新記録を打ち立て、銅メダルを獲得しました。

 鎮川選手村で練習を続けているファン選手が接触事故を起こしたのは13日夕方のことです。週末に外泊後、選手村に戻る途中、道路を横断していた80代の高齢者と接触しました。ただ、当時は事故を起こしたことに気づかなかったと話しています。

 (所属事務所関係者)

「歩行者を避けたと思ったが、もしかしてと思いすぐに現場に戻りました。被害者の方は既にその場を離れていました」

 (記者リポート)

 ファン選手は駐車時にサイドミラーが損傷していることに気づき、30分後に引き返し、現場にいた警察に事情を説明しました。被害者に大きなけがはなく、示談も成立しました。

 (警察関係者) 

「飲酒はしておらず、同乗者もいませんでした。腕に擦り傷を負ったということです」

 現状では国家代表の欠格事由には該当せず、杭州アジア大会への出場には問題がない見通しです。大韓水泳連盟は「選手は運転を始めたばかりで対応が不十分だったが、事故後に逃走しようとした不正行為は一切なかった」と強調しました。TV朝鮮のソク·ミンヒョクがお伝えしました。

(2023年8月14日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)

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