平壌近くで爆弾テロ発生していた? 韓国情報機関「把握していない」

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の平壌近くで爆弾テロが発生していたとする韓国メディアの報道に関し、韓国情報機関の国家情報院(国情院)は18日、「爆弾テロ発生は把握されていないが、動きを追っている」と述べた。

 大手紙の東亜日報はこの日、北朝鮮情勢に詳しい消息筋の話として、1~2カ月前に平壌近くで爆弾テロとみられる事件が発生したと伝えた。

 国情院は5月31日に国会情報委員会で「北で凶悪犯罪が3倍に急増し、物資強奪を狙った手製爆弾の投げ込みなど、大型化、組織化した犯罪も発生している」と報告していた。

 韓国情報当局はこれまでのところ、手製爆弾の投げ込みは経済的な目的によるものとみているようだが、一方でテロとの関連性がないかも注視しているとされる。

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