北朝鮮機が北京空港に着陸 3年7か月ぶり=陸路に続き空路も往来再開か

【北京聯合ニュース】北朝鮮国営の高麗航空の旅客機が22日、中国の首都・北京に着陸した。北朝鮮の旅客機が北京に着陸したのは、2020年1月に中国で新型コロナウイルスの感染が拡大して以来約3年7カ月ぶり。

 平壌の順安空港を出発した高麗航空機はこの日午前9時15分ごろ(現地時間)に北京首都国際空港に到着し、空港の電光掲示板にも到着案内が表示された。この便は当初9時50分に北京に到着する予定だったが、これより30分ほど早く到着した。

 空港の電光掲示板には復路便と推定される午後1時5分発平壌行きの便が表示されており、チェックインカウンターと搭乗口の案内もあった。  

 平壌発北京行きの便に乗客が乗っていたかどうかは確認されていない。

 ただ、空港の駐車場では在中北朝鮮大使館の車が駐車登録を行ったとされ、北朝鮮の高官が北京に到着したか、北朝鮮大使館に滞在している関係者が飛行機で北朝鮮に戻る可能性が指摘されている。

 北京首都国際空港では前日にも平壌からの航空便が午前9時半に到着し、午後1時5分に平壌に向けて出発すると案内されていたが、同日正午ごろに往復便のいずれもキャンセルになったと発表された。

 北朝鮮は昨年から、中国との間で貨物列車の運行を再開している。

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