バドミントン女子:安洗塋、世界選手権制覇…韓国人初のシングルス優勝

 安洗塋(アン・セヨン、21)が韓国バドミントン・シングルス史上初めて世界個人選手権大会で優勝を手にした。これは46年ぶりの快挙だ。

 女子シングルス世界ランキング1位の安洗塋は27日(韓国時間)、デンマーク・コペンハーゲンのロイヤル・アリーナで行われた世界バドミントン連盟(BWF)世界選手権2023の決勝で、世界6位のキャロリーナ・マリーン(30)を2-0(21-12、21-10)で破った。

 2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストのマリーンは、今大会で戴資穎(29)=台湾・世界4位=、山口茜(26)=日本・世界2位=を相次いで破ったが、安洗塋を越えることはできなかった。今回の優勝で安洗塋はマリーンとの対戦成績を6勝4敗とし、差を広げた。

 男女合わせて韓国人選手が世界選手権のシングルスを制覇したのは安洗塋が初めてだ。韓国はシングルスで世界個人選手権の準優勝を2回、3位を9回記録している。

 安洗塋は今回の優勝で今年8回目の金メダルを手にした。安洗塋は今年に入ってから先月までで優勝7回、準優勝3回、3位1回をマーク、今月から世界ランキング1位になっている。

キム・ユジン記者

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  • ▲26日(現地時間)、デンマークのコペンハーゲンで行われた世界バドミントン連盟(BWF)世界選手権2023の女子シングルス準決勝で勝った後、笑顔を見せる韓国女子バドミントンの看板選手・安洗塋(アン・セヨン)。写真=聯合ニュース

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