韓国公共放送局MBCの法律代理人を引き受けた韓国放送通信審議委員、利害衝突防止法違反で告発される

韓国公共放送局MBCの法律代理人を引き受けた韓国放送通信審議委員、利害衝突防止法違反で告発される

 (アンカー)

 韓国放送通信審議委員会の野党推薦委員であるチョン・ミンヨン氏が国民権益委に告発されました。弁護士であるチョン氏が解任された鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)元委員長と放送審議対象であるMBCの法律代理人を引き受けたことが利害衝突防止法違反に問われた格好です。パク・チホ記者が取材しました。

【写真】MBCの法律代理人を引き受けた韓国放送通信審議委員がMBC関連審議に72回参加

 (記者リポート)

 放送通信審議委員会の鄭淵珠元委員長は公用クレジットカードの不正使用と勤怠問題で解任されたことを受け、副委員長と共に大統領を提訴しました。鄭前委員長の弁護団名簿にはチョン・ミンヨン現放送通信審議委員の名前が含まれています。

 与党推薦の審議委員らは、チョン委員が新委員長の互選に参加する立場にある上、訴訟で解任決定の効力が停止された場合、復帰可能性のある前委員長の弁護を引き受けることは公正さを欠くのではないかと指摘しました。

 (キム・ウソク議員)

 「当然(自ら)回避してしかるべきだ」

 (記者リポート)

 チョン委員は放送通信審議委会合で「誰が委員長になるかは議論を経て決まることだ。自ら回避することはない」と述べました。利害衝突防止法は職務に関係する者に対し、私的に労務を提供したり、コンサルティングを行ったりすることを禁止しています。

 チョン委員はまた、外交部がMBCを相手取り起こした尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領卑語論争訴訟と孫石熙(ソン・ソクヒ)元JTBC社長の同乗者疑惑報道に触発された各局間の訴訟戦でMBC側の代理を引き受けました。チョン委員は放送通信審議委に事件の受任を通知しているため問題はないという立場を伝えたとされますが、MBC関連審議を除斥されるか回避したのは3回に対し、72回は参加しています。

 市民団体の公正言論市民連帯は29日、チョン委員を権益委に告発しました。TV朝鮮はチョン委員の立場を聞くために何度も電話取材を試みましたが、連絡がつきませんでした。TV朝鮮のパク・チホがお伝えしました。

(2023年8月29日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)

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