韓米空軍がミサイル・砲弾実射訓練 戦闘機など30機投入

【ソウル聯合ニュース】韓国空軍は31日、在韓米空軍と共に黄海上で空対空・空対地武装射撃訓練を実施したと発表した。敵が発射した低高度の巡航ミサイルを迎撃後、敵の防空網を突破して主要な標的を精密打撃することを想定した実射撃・砲撃訓練を行った。

 韓国空軍の空中戦闘司令部の主管で行われ、韓国空軍の戦闘機F35AやF15K、米攻撃機A10など計約30機が投入された。

 F35AやF15Kが空対空ミサイルを発射し、巡航ミサイルを想定した標的を正確に迎撃。敵の攻撃を避けながら空対地砲弾を投下し、敵の攻撃拠点を焦土化したという。A10も地上の目標に向けて空対地ミサイルと砲弾を投下し標的を無力化した。

 韓米は21日から31日まで合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS、自由の盾)」を実施した。30日には演習の一環として米軍の戦略爆撃機B1Bが朝鮮半島上空に展開したが、北朝鮮はこれへの対抗措置として同日深夜に短距離弾道ミサイルを発射。UFSに対抗し、全軍指揮訓練を実施しているとも発表した。

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