韓国完成車5社の8月販売 5.5%増

【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、KGモビリティー、韓国GM、ルノーコリア自動車の韓国完成車メーカー5社が1日発表した8月の世界販売台数は計65万3811台で、前年同月比5.5%増加した。国内販売は現代と起亜を除いた3社が振るわなかったものの、海外販売でルノーコリアを除いた4社が好調だったことが全体を押し上げた。

 国内販売は、現代が12.9%増の5万5555台、起亜が2.2%増の4万2334台。ルノーコリアは1502台で62.0%減少した。KGモビリティーは43.6%減の3903台、韓国GMは8.2%減の3297台だった。

 一方、海外販売はルノーコリアが減少したものの、残りの4社がいずれも好調だった。

 現代が1.5%増の29万1822台、起亜が5.8%増の21万3147台、KGモビリティーが84.4%増の6920台を記録した。韓国GMは94.4%増の2万8419台を記録し、17カ月連続での増加となった。ルノーコリアは9.9%減の6912台。

 8月は電気自動車(EV)の国内販売が大きく減少した。現代のEV販売台数は30.0%減の3476台、起亜は45.2%減の2473台だった。

 8月の国内販売台数が最も多かったモデルは現代の大型セダン「グレンジャー」(8820台)で、起亜の多目的レジャー車(RV)「ソレント」(7176台)、現代の小型トラック「ポーター」(5987台)と続いた。今年1~8月の累計でもグレンジャー(8万321台)が圧倒的1位を維持した。

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