尹大統領 ベトナム・マレーシアなどと首脳会談=万博誘致で支持要請

【ジャカルタ聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はインドネシア訪問2日目の6日(現地時間)、ベトナム、カナダ、マレーシア、クック諸島などの首脳とそれぞれ会談し、2030年国際博覧会(万博)の韓国・釜山への誘致に向け支持を求めた。

 大統領室によると、尹大統領はベトナムのファム・ミン・チン首相との会談で、両国関係の発展について意見交換したほか、万博の釜山への誘致に向け支持を要請した。

 また「両国の貿易拡大のためには企業の親和的環境造成が重要だ」とし、韓国企業に対するベトナム側の関心と支援を求めた。チン首相も「ベトナムへの最大の投資国である韓国の企業と引き続き意思疎通し、支援努力を惜しまない」と応じた。

 マレーシアのアンワル首相との初の首脳会談でも、万博の釜山誘致に向け支持を要請した。

 尹大統領はこの席で、韓国航空宇宙産業(KAI)が開発した戦闘機「FA50」18機の輸出契約をマレーシアとKAIが結んだことや、韓国企業が参加したマレーシア都市鉄道「MRT」2号線の開通に触れ、両国の企業が進めている二酸化炭素(CO2)の回収・貯留事業「CCSハブプロジェクト」の成功に期待を示した。

 これに先立ち、尹大統領はカナダのトルドー首相、クック諸島のブラウン首相ともそれぞれ会談した。

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