金正恩氏の専用機がウラジオストク到着 首脳会談に向け人員投入か

【ウラジオストク、ソウル聯合ニュース】航空機を追跡するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、北朝鮮国営の高麗航空の旅客機1機が12日午前7時(日本時間)ごろに平壌の順安国際空港を離陸し、約1時間10分後にロシア極東ウラジオストクの国際空港に到着した。現地では、同機が北朝鮮とロシアの首脳会談をサポートする北朝鮮関係者を乗せてきたとみている。

 ウラジオストクに到着したのはウクライナ製のアントノフ148型機(An148)だった。専門家によると、北朝鮮は同機を2機保有し、P671、P672の記号で登録している。この日飛行したのは、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が主に使う、専用機のような扱いのP671だった。

 金正恩氏はロシアのプーチン大統領と約4年ぶりに対面で首脳会談を行う予定だ。10日午後に専用列車で北朝鮮を出発し、12日にロシア入りしたとされる。 

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