【NEWSIS】作家の陳重権(チン・ジュングォン)氏は13日、CBSラジオの番組「パク・チェホンの一番勝負」に出演し、ハンストを実施しているが李在明(イ・ジェミョン)共に民主党代表について、「ハンストの目標が不明確だ」と批判した。
【写真】ハンスト8日目で意識を失った自由韓国党・黄教安代表と15日目で杖を突いて歩く李在明代表
陳氏は「問題は国民がこの方がなぜハンストを行っているのか分からない点だ。メッセージが不明だ」と指摘した。その上で、「具体的な目標があるべきなのに、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権がうまくやる時までハンストを続けるということではないのか。だからとんでもない」と評した。
また、「YS(金泳三=キム・ヨンサム)の際は『自宅軟禁解除、政治活動再開を認めろ』、DJ(金大中=キム・デジュン)の際は『地方自治を認めろ』という目標があったが、そういうこともなしに、国民が闘争しろと言ってもいないのに、いきなり一人で始めてしまった」とし、「出口戦略も不明で、どう終わらせるべきかが問題だ」と指摘した。
陳氏は「ハンストの目標がなぜ明確でないかというと、本人のための断食だからだ」とし、「逮捕同意案が可決された場合、ハンストで病院に搬送されるかどうかという人物に不意打ちはかけられない。もし裁判所に行くことになれば判事にも負担になる」とも述べた。
陳氏は「真剣さが認められるためには、李在明代表が直接『自分は不逮捕特権を行使しない』と言うことだ」とし、「『証拠は一つもない。裁判所が棄却してくれるはずだ。だから皆さんは(逮捕同意案)を可決させてほしい』と言えば、ハンストの真剣さも認められるだろうが、恐らくそれはできないだろう」と語った。
キム・ヒョギョン記者