韓国の鉄道スト続く 週末も運行本数減=利用客の不便拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国の全国鉄道労働組合(鉄道労組)が14日から実施している全面ストライキの影響で列車の運行に支障が出ている。利用客が多い日曜日の17日も列車の運行本数が普段より減り、ソウル駅や釜山駅など主要ターミナルでは市民や観光客が不便を被っている。

 鉄道労組はストを18日午前9時まで続行する予定。労組は高速鉄道のKTXとSRT車両の統合運行や相互連結のほか、安全性を高めるとして4組2交代勤務制の全面実施などを求めており、各地で集会などを続けている。

 この日も列車の運行回数は通常の8割ほど。韓国鉄道公社(コレール)はソウルと釜山を結ぶ京釜線の高速鉄道を6本増やす計画だ。

 コレールの関係者は「国民の不便を最小化するためスト期間中、活用可能な資源をすべて投入して増便している」と話した。

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