コウノトリの野生復帰へ協力 韓国・礼山郡が豊岡市と協約

【礼山聯合ニュース】韓国中西部の忠清南道礼山郡は19日、日本の兵庫県豊岡市の関貫久仁郎市長らが前日に同郡庁を訪れ、「コウノトリ野生復帰に関する友好交流合意書」の締結更新を行ったと発表した。

 両市は2013年の合意書締結から10周年を迎え、今後も資料共有などで協力することを約束した。

 また、コウノトリに関する交流研修を開き、農業技術交流のための民間派遣教育も推進することを決めた。

 関係者らは合意書の更新後、コウノトリ公園に移動。忠清南道、礼山郡、兵庫県、豊岡市にちなんだ名前をつけたコウノトリ4羽を放鳥した。

 礼山郡のチェ・ジェグ郡守(郡の首長)は「礼山と豊岡市はコウノトリ野生復帰事業のパートナー」だとして、絶滅危惧のコウノトリが世界各地に飛び立つのに寄与することを願うと述べた。

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