女子バレー：韓国、米に逆転負けで五輪予選4連敗

　女子バレーボール韓国代表チームが2024年パリ五輪予選で4連敗を喫し、来年の五輪出場が事実上、困難になった。

【写真】米・日の女子ビーチバレー選手がソウルで熱戦

　セサル・エルナンデス・ゴンザレス監督（46）率いる女子バレーボール韓国代表チーム（世界36位）は20日（現地時間）、ポーランドのウッチで行われた大会予選C組1次リーグ第4戦で、1時間40分にわたる試合の末、米国（3位）にセットスコア1－3（25－20、17－25、19－25、17－25）で敗れた。

　韓国は大会4連敗の泥沼に陥った。これまでイタリア（5位）、ポーランド（7位）、ドイツ（12位）に敗れた韓国は、これにより今大会で与えられる来年のパリ五輪出場チケットも逃した。

　韓国はイタリア、ポーランド、ドイツ、米国、コロンビア（22位）、タイ（14位）、スロベニア（28位）とともに予選C組に属している。8チームのうち上位2位以内に入らなければ、パリ五輪に出場できない。現在、組1・2位はそろって4勝ずつしているイタリアと米国だ。韓国は残りの3試合ですべて勝っても組2位にはなれない。

　2024年パリ五輪女子バレーボールには計12チームが出場する。ひとまず今大会の3組（A－C組）上位2チームずつの計6チームと、開催国フランスを加えた7カ国が確定する。

　残りの5枚の出場チケットは、世界ランキング上位チームに与えられるが、五輪出場チームのない大陸に優先権が与えられる。現在、A組で中国（6位）が2位、B組では日本（8位）が1位になっており、来年の五輪出場が有力なだけでなく、韓国はアジア地域でもランキングが比較的低いため、事実上、出場が不可能な状況だ。

　韓国は22日、同じ会場でコロンビアと1次リーグ第5戦を行う。

パク・カンヒョン記者