3年3カ月服役したチョ・グク元法相の妻チョン・ギョンシム元東洋大教授、27日にも仮釈放へ

 韓国のチョ・グク元法務部長官の妻、チョン・ギョンシム氏が27日にも仮釈放される。チョン氏は娘チョ・ミン氏の入試不正関連疑惑などで懲役4年の刑が確定し、3年3カ月余り服役していた。

【写真】「母チョン・ギョンシムが収監されてもスタジオで写真撮影、チョ・ミンのメンタルがうらやましい」

 法務部は20日、仮釈放審査委員会を開き、チョン氏の仮釈放を許可したことを明らかにした。有期懲役の宣告を受けた受刑者は刑期の3分の1を経過しなければ仮釈放されない。チョン氏は条件を満たした状態だ。

 チョン氏は2019年10月24日、「チョ・グク事件」で捜査を受け逮捕され、翌20年5月10日に勾留期間満了で釈放された。その後、20年12月23日に一審で懲役4年を言い渡され収監された。

 チョン氏は昨年10月、椎間板ヘルニアや下半身まひの手術を理由に刑執行停止を受け、2カ月間釈放されたが、延長されずに昨年12月に再収監された。チョン氏は今年4月にも刑執行停止を申請したが認められなかった。チョン氏の満期出所は来年8月だった。

 一方、チョン氏は今年2月、息子チョ・ウォン氏の入試不正関連疑惑に対する一審でも懲役1年を言い渡され、現在控訴している。

イ・ミンジュン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲チョン・ギョンシム元東洋大教授/ニュース1

right

あわせて読みたい